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IMUG2023 はじめてのIMUG #1 レポート 先輩会員企業が語る「IMUG活用のすゝめ」

NTTデータ イントラマートのユーザー会「IMUG」は5月25日、会員向けイベント「はじめてのIMUG2023 #1」をオンラインとオフラインのハイブリッドで開催しました。IMUGはintra-martユーザーのビジネスの成功に寄り添うことを目指していますが、IMUG会員の皆さんの中には、ユーザー会に参加してはみたものの、「まず何をすればいいの?」という疑問を持たれている方もいらっしゃると思います。今年度のIMUGは、会員が最初の一歩をどう踏み出せばいいのかというフェーズからしっかりサポートしていきます。

はじめてのIMUG2023 #1は、その第1弾とも言える企画です。IMUGがどんな価値観を持ってどんな活動を展開しているのか、そして今年度は具体的に何をしていくのかを改めて説明するとともに、IMUGで既に積極的に活動してくれている会員企業が登壇し、IMUGの活動を自社のビジネスに生かすためのポイントなどを熱く語ってくれました。


ワクワクを感じていただきながらコミュニティをともに育てる

当日の進行はIMUG事務局長の久木田浩一が務め、はじめてのIMUG2023 #1の趣旨やIMUGメンバーをサポートする事務局の体制を説明しました。IMUG事務局にはNTTデータ イントラマート社内のさまざまな部署から総勢18人のメンバーが参加しています。

IMUG事務局長 久木田 浩一

事務局の組織は、「お客様担当チーム」「分科会企画チーム」「運営チーム」と大きく三つのチームで構成されています。具体的には、お客様担当チームはIMUG会員企業の窓口を担うとともに新規会員の勧誘にも取り組んでいます。また、分科会企画チームは文字通り分科会をはじめとする各種コンテンツの企画立案を、運営チームはイベントやIMUGのコミュニティサイト「icotto」のオペレーションを担当しています。

「IMUG事務局は弱小組織で運営しているわけではありません(笑)。NTTデータ イントラマートのいろいろな部門からどんどんメンバーを増強しており、今年度は自ら志願したメンバーも参加しており、お客様との接点を大事にしようという熱意を共有して活動しています」(久木田)と強調。事務局が一丸となり、IMUGメンバーを支える準備を整えていることを説明しました。

IMUGの基本情報や今年度の活動計画については、IMUG事務局分科会企画チームリーダーの七島泰介が網羅的に解説。「つながりを育み、ひらめきを生み出す、ワクワクが待っているコミュニティ」というIMUGのコミュニティビジョンを改めて紹介しました。

IMUG事務局分科会企画チームリーダー 七島泰介

IMUGの活動は、intra-martユーザーがデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現できるように支援することを目的としています。その前提として、アナログ作業のデジタル化を図る「デジタイゼーション」、エンド・トゥ・エンドで業務プロセスをデジタル化する「デジタライゼーション」を経て、新たな顧客体験・従業員体験を創出する「デジタルトランスフォーメーション(DX)」に至るというDX実現のステップを定義。「2025年までにIMUG会員企業が最終ステップのDXに取組める状態になることを目指して活動のロードマップを作成しています」(七島)としました。

DXを学び合う豊富なコンテンツが準備されているIMUG2023 活動内容をご紹介

「製品・サービス分科会」「業務プロセス改革分科会」「ビジネスイノベーション分科会」という三つの分科会をはじめとするIMUGの各コンテンツも、このロードマップに沿って必要な能力を身につけることを主眼に企画しています。各分科会に加えて既存の分科会の枠に収まらない自由な意見交換を行う場として昨年度スタートした「Open intra-mart」、今年度開始予定の「部活動」といった主要コンテンツについても、コンセプトと今年の企画内容やスケジュールなどを説明。「IMUGメンバーの皆さんには、ぜひさまざまな側面から活動を楽しんでいただき、ワクワクを感じていただきながらコミュニティ活動を一緒に盛り上げていきたいです」(七島)と呼びかけました。

なお、今年度のIMUG活動については、5月17日に開催された「IMUG FY2023 キックオフミーティング」のレポート記事で詳報しておりますので、ぜひご覧ください。

イベント参加は積極的に、要望は遠慮なく

続いて当日のメインプログラムとして、先輩会員企業である株式会社日立ICTビジネスサービス 経営戦略本部BPM推進部の小松宏樹氏が、「IMUG活用のすゝめ」と題してIMUGに参加するメリットや活用のポイントなどを解説しました。

株式会社日立ICTビジネスサービス 経営戦略本部BPM推進部 小松宏樹氏

日立ICTビジネスサービスは主に日立グループ企業向けにBPOサービスを提供しており、グループのバックオフィス業務を集約、最適化する役割を担っています。それぞれの業務について優れたスキルや知識を持つ人材と、BPMS(Business Process Management System)やRPAなどのITを組み合わせたソリューション提案型BPOに注力しており、BPMSにはintra-martの「IM-BPM」を採用しているほか、業務プロセス改革をトータルでサポートする当社サービス「IM-QuickActivate BPM実践ワークショップ研修」を利用し、人材育成も図っています。

現在、約3600業務に国際標準のビジネスプロセス表記ルールであるBPMN(Business Process Model and Notation)を適用して、業務の見える化と標準化を図っているとのこと。さらにこれを基にBPMSの開発・実装を進め、約110業務の効率化を実現しているそうです。

同社はIMUG発足当初から参加している「初期メンバー」であり、昨年度の活動にも大変積極的に参加してくれた企業の1社です。小松氏はIMUGの活動にこれから本格的に参加するメンバー企業に対して、「イベントは積極的に参加すべし!」「運営さんへの要望は遠慮なく」「製品への要望も遠慮なく」という三点を提言しました。

「イベントは積極的に参加すべし!」「運営さんへの要望は遠慮なく」「製品への要望も遠慮なく」

「率直に言って、IMUGに参加して大変よかったというのが偽らざる感想です。事務局は親身になって会員のためになるイベントを考えてくれていますし、場合によっては自社製品のことを一旦横に置いた企画もあります。とにかく参加しないともったいない。他のユーザー企業さんとのざっくばらんな情報交換が自社の課題解決のヒントになることもあるし、会社の枠を越えた絆が生まれることも日々の仕事の糧になります。事務局と会員のつながりの強さは他のユーザー会と比べても際立っています。遠慮なく意見や要望を出し合って、参加者全体でコミュニティを育て、製品価値を高めていくことができる環境があると思います」(小松氏)

小松氏の乾杯の音頭で懇親会がスタート

プログラム終了後には小松氏を交えて、オフライン会場で懇親会も開き、これからIMUG活動を本格化させようとしている参加者の方と率直な意見交換、情報交換ができました。IMUGをどのように使いこなしていただけるか、鮮明なイメージを持っていただくことができたのではないでしょうか。以降もさまざまな企画をどんどん立ち上げていきますので、ぜひ今年度のIMUGにもご注目ください。

(IMUG事務局編集部)

--(IMUGに関するお問い合わせ)
・イントラマートユーザ会(IMUG)個別説明会
https://icotto.intra-mart.jp/imart/event/regist/8gcz9h9yfwcdzdx

--(関連情報)
・IMUG
https://www.intra-mart.jp/service/imug.html