交流を通じ知恵を出し合う目的が明確なIMUG
「Fun for All into the Future」というパーパスのもと、 世界中の人々に楽しさと感動を届け、未来に向かって笑顔と幸せを追求するバンダイナムコグループ。株式会社バンダイナムコビジネスアークはその一社として、グループに共通する各種管理業務のシェアードサービスを担っている。日本国内約30社のグループ会社にITサービスを提供し、その基盤を支えるシステムにintra-martを活用する。自身が束ねる部門から複数のメンバーがIMUGに参加する同社の情報システム部・ゼネラルマネージャー・暉由紀氏に、IMUGについて伺いました。
—— IMUGへの参加経歴を教えて下さい
IMUGの前身のプロセス改革企業交流会の頃から数えると、比較的長い関わりを持っています。昨年、正式にイントラマートユーザー会「IMUG」となってからも設立当初から、私だけではなくシステム部門の他のメンバーも含め複数名で参加しています。
—— 実際にIMUGに参加してみていかがでしたか？
ユーザー同士が自分たちの今の課題を解決するために知恵を出し合いましょう、交流しましょう、という目的意識が明確なので、端的に有意義な会だと感じました。以前（IMUG設立前）も他のユーザーの方とお会いすると、お互い「どんな風に使っているか」といった話題になることが多く、それが定期的に製品やプロセスといった様々なレイヤーで情報共有できる場ができたことは非常に歓迎すべきことです。
—— 具体的にどのような点が有意義だと感じましたか？
現在、当社ではシステムやアプリケーションの内製化を進めています。そのなかでintra-martという製品を選び、それを“使い倒そう”という気持ちで、この基盤を活かした良いアプリケーションを作っていく気合いがすごくあります。ただ一方で、「どうしてこれができないんだろう」といった製品に対するある種の不満やストレスを抱えることもあります。IMUGでは、そうした不満やストレスをユーザーの総意として、NTTデータ イントラマート社に改善要望として伝えることができます。
—— 製品に対する不満やストレスを解消できる場になると？
そうですね。参加するユーザーの方々が皆「そうだよね」と認識する共通の不満やストレスもありますから、場合によっては他のユーザーの方からのアドバイスやヒント、またNTTデータ イントラマート社からの回答で、その場で解決することもあります。
—— 暉さん以外で参加しているメンバーはいかがですか？
私を含め4名で定期的に参加しています。intra-martを活用したアプリケーションの開発という観点で、IMUGに参加する他のユーザーの方々の話から「この製品をこんな風にうまく使っていた」とか「この機能はこんな風に使えるようだ」といった各自の学びを社内にフィードバックしてもらっています。
—— DXの取り組みにIMUGのようなユーザー会は役立ちますか？
DXという言葉は非常に広義ですが、当社ではデジタル技術を活用して新たなビジネスを生み出し、それによってお客様に対して価値を生み出すところだけをDXと定めています。他方、情報システム部門はそれ以前の（デジタイゼーションから）デジタライゼーションまでの範囲に責任を持って貢献する、と。その一つの武器がintra-martです。そういう観点では、世の中一般の広義では無論、ユーザー会はDXに役立つでしょうし、当社にとってはデジタイゼーション・デジタライゼーションによって業務プロセスの課題を解決する上でIMUGのようなユーザー会は非常に有効です。
—— IMUGに期待することを教えて下さい
外部とコラボレーションする、いわゆるオープンイノベーションのような考え方に基づく取り組みは会社としてとても重要だという認識を持っています。システム部門でも、やはり同業種・異業種で同じくITを担当する方々との交流は常に図っています。その点でIMUGは同じintra-martという製品でつながる企業同士、お互いに勉強して参考にし合いながら、さらに発展的にIMUG以外の場でも集える関係性がつくれるといいな、と期待しています。
—— 最後にIMUGへの応援のメッセージをお願いします
業務プロセスの課題すべてをITで解決できるわけではありません。ただ、逆に解決できるものはintra-martを活用して解決する、というのが私たちの戦略です。IMUGには、そのための一段とハイレベルな取り組みに私たちを引き上げてくれる新しい発見がきっとあります。参加するメンバーも増やしていきますので、一緒に盛り上げていきましょう。
—— ありがとうございました。
（IMUG事務局編集部）
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